787系「つばめ」惜別乗車の旅 (part9)



 遅れは、拡大し、12分遅れで西鹿児島駅に着きました。
やはり、単線による遅れがネックになっていますね。

 再びホテルに戻ることにしました。 ホテル内にも、九州新幹線を歓迎するものがたくさんありました。
 さて、部屋に戻り、夕食です。

 西鹿児島の駅弁、とりめし弁当です。
 中身は、こんな感じ。
 車窓を見ながらではなく、部屋で一人で食べるのではなんだか雰囲気が違います。
 そして、食後は、この鹿児島のイモ焼酎と「つばめ」のワゴンサービスで購入した日奈久ちくわでしめます。

 焼酎は、そのままでは、すぐに酔いが回るので、水で薄めました。
 2月5日、いよいよ最終日です。

 まずは、鹿児島ゾーンでいける終点、都城まで向かうことにします。

 列車は、10時20分発の宮崎行きの特急「きりしま」に乗車します。
車両は、485系です。
 485系でも、九州では派手な塗装をしておりますので、一瞬、別物?と感じがしますね。 
 ゾーン券の効力を生かすので、自由席に乗りました。
 自由席もはじめは、ガラガラでしたが、発車時刻が近づいてくると、半分くらいの乗車率となりました。
 そうそう、西鹿児島駅にも、とうとう817系が来たんですね。
 475系の急行型車両の鈍行列車などになれている、南九州の人にとって、この車両のデザイン、車内には、きっと驚くかと思います。
 定刻に発車しました。
 さすがに、つばめとは違い、のんびりとした加速です。

 すぐに鹿児島駅につきます。 これは、鹿児島駅につく寸前のところ、低床車両の路面電車がありました。
 鹿児島(かごしま)駅に着きました。 西鹿児島駅に比べると、なんだか暗いイメージの駅です。 もはや中心は、西鹿児島駅と言った感じです。

 なんと、桜島が見えました。
天気は良くないのですが、これなら、海岸線に出ても見えそうです。
 鹿児島駅を出て、次の竜ヶ水(りゅうがみず)駅付近に来ると、桜島がご覧のようにくっきりと見えます。
 竜ヶ水駅の次の 重富(しげとみ)駅まで、鹿児島湾沿いの海を走行します。
 おまけに桜島も見えるので、車窓も飽きることがありません。 でも、天気が悪く、雨が降り出したので、それが最悪です。
 列車は、隼人(はやと)駅に到着しました。

 ここは、肥薩(ひさつ)線の分岐駅です。 そう、この肥薩線、今の鹿児島本線が出来る前までは、博多〜鹿児島を直通する重要な路線だったんですね。
 次の駅、 国分(こくぶ)駅に着きました。
ここまでは、鈍行列車も本数が多く、需要の多いところです。

 ここから以前は、大隈(おおすみ)線がありました。このホームに、大隈線の跡がありました。
 11時33分、宮崎県の 西都城駅につきました。

 駅名版を見ると、疑問が浮かびませんか? そう、ここにも昔は、支線が分岐しておりました。
 志布志線です。これも廃止になっていますが、このように、駅名版で、昔は、あったんだ!というのをアピールしているようです。
 西都城駅は、2面3線のホームでした。
 ここで、下車したのは、3人ほどでした。
 これが駅舎です。
高架の駅ですが、古さがありますね。 かなり高架になって時が経っている…といった感じです。
 駅前のロータリーの真ん中には、C57型の蒸気機関車の車輪がありました。

西都城駅を出て、目の前にありますので、すぐに分かります。
 そして、このバス停。 これが、志布志線の代替バスです。
 まわりは、宮崎交通なのですが、これは、鹿児島交通のバスが運行しております。
 時間になりましたので、電車に乗ります。
12時03分発の都城行きの普通に乗ります。

なんと2両編成。




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